KOBECCO(月刊 神戸っ子) 2020年3月号
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Q. ハマっているグルメや気になるお店はありますか。A.風や光を感じることができるテラスが大好きな自称“テラサー”。頑張った手料理を召しあがれ!と気負ったものではなく、もっと気軽に集まって自宅のテラスで自由に飲み食べするホームパーティがお気に入り。ワインのお供は、クレソンにトリュフ塩とオリーブオイルをかけたり、平日に仕込んでおいたディップやリエットをバゲットに塗って食べたり。テラスが心地いい季節まで待てず、寒さ対策のストールまで揃えているほど、筋金入りのテラサー!!三好さんからの質問コーナーれる、ちっちゃな太陽のような存在ですね。これからも多くの人の光り輝く瞬間を切り取り、心が満たされる写真を撮り続けてほしいと思います。「写真を撮られるのが嫌」とか「今、撮影しなくてもいつか先で…」とおっしゃる方も少なくありませんが、写真はいつでも撮れるわけではないんです。今しか撮れない写真は、いつか先では撮れません。机の奥にしまっておくだけでもいいから今、撮って、また先のときでも撮って、どんどん撮影して時を保存してほしいですね。写真館で緊張して嫌々撮影するのではなく、自然体でその方の最高の瞬間を撮影することで、「写真に撮られることも悪くないな」と思ってもらえる、私にしか撮れない写真を提供していきたいです。私自身、本当はもっと素敵な女性になりたいのですが(笑)、そこを目指すのではなく、素敵さへの憧れは被写体に求めていくべきだと。自分にないからこそ、その方の素敵さに気づき、出会えるのだと思っています。…10年前からカメラマンをめざす人、撮影が好きな人に向けたフォトレッスンも手掛けておられます。スマホやSNSで誰もが自分の作品としての撮影を楽しみ、発表できる時代となりました。そんな状況のなかでアシスタントを経験してフォトグラファーとなった、今の年齢の私だからこそ出来るフォトレッスンとは何か?と考えました。手段やテクニックばかりに走らずに、撮影空間や環境の作り方とか、背景や光の入り具合や光がつくる影などの大切さをちょっと知ってもらうことで、撮影の面白さや楽しさを感じてもらえればと思います。私のレッスンは少人数制ということもあり、来られる方皆さんがとても仲よくなられるのも特徴です。カメラを通して、人と人がつながっていく、そんな仕組みも作り出せれば嬉しいですね。…カメラを通した表現は得意だけれど、それを言葉で説明するのは難しいというカメラマンさんが多いなか、梶さんは想いを伝えることがお上手だと思います。ギラギラと押しつけるのではなく、ほんわかと伝える。生きるパワーをもらえたような気持ちに満たさ女性のフォトグラファー向けカメラバックをデザイン。仕事が終わって急に食事に誘われた時やブライダルの撮影などで、従来の男性向けカメラバックの武骨さが嫌だったという梶さん。お洒落なパイソン柄、シルバー、シャンパンゴールド、無地など仕様をカスタマイズ可能。軽くて仕切りやポケットもしっかり、使い勝手抜群!バッグの値段38,000円(税別)35

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