KOBECCO(月刊 神戸っ子) 2020年1月号
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ます。この試みは全国の地方自治体の中でも他には例を見ないでしょうね。まだ実験段階ですが、皆さんに喜んでいただけるようなら将来的には30台設置も夢ではないと思っています。―六甲ミーツアートも10回目を迎え大盛況ですね。私も期間中に出かけましたが、参加アーティストのすごい意欲を感じます。六甲山観光と阪神電鉄が主体となって開催しているイベントですが、昨年は市長賞をお贈りしたり、文化活動功労賞を贈呈したり、さらに発展させていただきたいという思いをお伝えしました。子どものスマホづけは不幸なこと。子ども図書館に期待―安藤忠雄先生が「子どもたちがスマホを見る時間を半分にしたい。そのために読書が必要」とお話しされていました。全く同感です。そして私財をなげうって、子どものための図書館をつくっていただくことになり、非常にありがたいことだと思っています。―期待は大きいですね。スマホづけは子どもたちにとって不幸なことです。子どもたちが読書に親しむための大きなきっかけとなるのはもちろん、三宮からウォーターフロントへの人の流れと賑わいづくりにも役立つ施設になると期待しています。安藤先生からは、東遊園地の慰霊と復興のモニュメントの近くにつくりたいと希望を頂きました。震災の記憶を子どもたちにも伝えたいという思いもお持ちなのでしょうね。―最後に、2020年の抱負をお聞かせください。震災があったがためにできなかったこと、取り組めなかった課題をスピーディーにやり遂げる時がきています。市民の皆さんからのお力添えを頂きながら、神戸を見違えるほど素晴らしいまちに創り上げていきます。―今年もよろしくお願いいたします。本日はありがとうございました。ストリートピアノリニューアルした神戸市立博物館45

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