KOBECCO(月刊 神戸っ子) 2020年1月号
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術の急激に過ぎる進歩のもたらすグローバリゼーションへの対応、進む一方の少子高齢化、地球規模の環境破壊。問題は山積みだ。政治家にもそろそろ目を覚ましてもらわねばならないが、司馬さんならば、先にきっとこう言われたことだろう。「誰よりも頑張るべきは、私たちごく普通の日本人、一人一人だ」支えあう個の力こそが、時代を切り拓く。司馬さんが描いたような、それぞれが己がため、皆のためにと懸命に生きる、日本と日本人でありたいものだ。■司馬遼太郎記念館〒577︲0803大阪府東大阪市下小阪3丁目11番18号開館時間:10時00分~17時00分(入館受付は16時30まで)■休館日:毎週月曜(祝日の場合は開館し翌日休館)、9/1~9/10、12/28~1/4■TEL:06︲6726︲3860■入館料:大人500円、高・中学生300円、小学生200円(20名以上の団体は入館料が2割引)19

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