KOBECCO(月刊 神戸っ子) 2019年12月号
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創業したての頃からのお付き合いです。若いころから勉強熱心、好奇心旺盛で、知りたいことがあると海外へも飛びだしていく。食材として使う動物の育った環境を知るために北海道へ出掛けたり、人との出会いから東北を旅し、青森県産の野菜や果物がお皿にのるようになったり。松島さんの料理には小さな一粒の実にもストーリーがあります。冬には冬のひと皿、春には春のひと皿。日々、四季と共にあるのは、お菓子と同じです。日本の四季を創る自然を敬い、自然と共に食材となる命を育てる方をも敬い、料理をする側、料理をいただく側も互いに敬う。その心が日本語の「いただきます」に込められている、ということを思い出させてくれます。お客様、生産者さん、スタッフ…人と人を結び付け、みんながしあわせにCuisineCuisineFranco-JaponaiseFranco-JaponaiseMatsushimaMatsushima神戸の粋な店Vol. 88

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