KOBECCO(月刊 神戸っ子) 2019年11月号
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エリアに地域性や、お住まいの方の個性がありますから、阪急うめだ本店のミニマム版を作ってもまったく意味がありません。新しく誕生した神戸阪急でも、神戸エリアに根ざしたブランドとして地元の方に使っていただけるものを目指したいと思います。―神戸らしさを追求されたのですね。神戸らしさ、と一言で言っても、今は多様化の時代ですから、それぞれのとらえ方があって当たり前です。昔は“神戸エレガンス”と言って、例えばトリコロールカラーをお好みの女性が多いとか、ボーダーや白のパンツは東京より神戸の方が圧倒的に人気である、といった傾向はありました。でも今は個人によって価値観が違いますから、そうは言っても私の好みは違うわ、と言う人もいて、みなさまそれぞれ自分のスタイルをきちんとお持ちでいらっしゃいます。海辺にお住まいの方と山がお好きな方でも違います。それを最大公約数として何か作るのではなく、小さ10月5日に神戸阪急として新たなスタートをきった43

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