KOBECCO(月刊 神戸っ子) 2019年11月号
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イタリアン、エスパニッシュでの経験が豪華な盛り付けのパンを生み出すにょきにょき迫ってくる夙川食パン。「うわっ! 元気ですね、この子!」「食パンなんです。トーストして食べてね」宮永啓介さん(右)浅香 正和さん・パンコーディネーター、パンシェルジュ1級、食品衛生責任者・元バンドマン ヴォーカリストとして活動・2010年~パン屋さん巡り、ブログを始める・2015年~パンヲカタル主宰「パンでつながり、笑顔になる」・年間200軒以上のパン屋さんを巡り情報発信を行う地元のファンが足しげく通うパン屋さんである。ぎっしりと棚に並ぶのは「元気印の色彩鮮やかなパン」。料理人の経験がある宮永シェフが作り出す食べ応え満点のパンは圧倒的な存在感。料理的なアプローチは魅力的で素材の組み合わせが楽しい。宮永シェフが大切にしていることは「焼きたて」へのこだわりである。少量のパンを小まめに焼き続け、常にお客さんに焼きたてのパンを提供する。「焼きあがりました!」の声でトレーにはもうひとつパンが並ぶ。やっぱり焼きたてって嬉しい。「迷うより食べよ」そんな声が聞こえてさえくるようなパン。食べることで元気になれることを実感させてくれるパン屋さんである。BOULANGERIE MIYANAGA西宮市相生町7-3 夙川第一ビル1FTEL.0798-73-55259:00~20:00 火曜、水曜休みBOULANGERIEいつもパンの焼きあがる匂いがするだって“焼きたて”って嬉しいよねVol. 16MIYANAGA222222

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