KOBECCO(月刊 神戸っ子) 2019年10月号
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仏像・仏具等は京都へ一時移されていましたので震災の難を逃れ、伝統仏教では許されないだろう本堂の豪華な金箔は当時のまま、五つの尖塔や正面左右のブロンズ像、ステンドグラスの飾り窓など、外観デザインも受け継がれています。隈 神戸の人なら誰でも知っているというほど知名度は高かったと記憶しているのですが、最近はあまりクローズアップされませんね。80年も昔に造られた方の思いがきっちり伝わっているということも、あまり語られていないように思います。そこで、総代の石原さんが立ち上がった?石原 声をかけていただき総代を務めることになりましたが、「東の築地本願寺には観光客がたくさん来て感動しているのに、何でここへは来てくれへんのかな?」と。建造物の珍しさやいろいろな所で発見できるミステリーなど、モダン寺には〝面白い〟がいっぱいあるんですよ。長尾 昭和の初め以来、本堂に椅子が並んでいます。外国人の多い神戸で誰もが訪れることができる場所にしようという考え禮盤/三頭の獅子によって支えられている須弥壇/インドでは象は神聖な生き物とされてきた御代前逗子/ミャンマーにあるミンドン王朝の旧王宮を模した祖師前逗子/ミャンマーにある五百塔寺の様式前卓/藤の木に岩絵の具で彩色した51

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