KOBECCO(月刊 神戸っ子) 2019年9月号
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きるスタッフも会場に常駐する予定にしており、様々な要望にお応えできればと思っています。ありがたいことに英語圏の国の試合が多いのでサポートはしやすいかなと思っています。安福 伝え方はとても大切ですね。日本酒の輸出で海外に行く機会が多いのですが、日本でのラグビーワールドカップ開催の話題がよく出ます。神戸での認識とはちょっとギャップがあるように思います。今までは伝統国で開催されていましたが、今回はアジア圏では初の開催です。食の発展を考える上でも、今回のイベントでは日本と神戸の食を世界に発信するいいチャンスだと思っています。壷井 日本酒のように、すでに日本文化の一つとして世界中に知られている物を更に発信して行く事も重要ですが、その一方、まだ日本の文化として認識されていない神戸の企業さんが扱う食を、日本にしかないディープな文化として紹介するチャンスだともいえます。ワールドカップ開催がなければ、世界の人たちがこんなに面白いものがあることを決して知ることがないもの、日頃一生懸命作っているものを全力で売り出していけたらいいなと思っています。―具体的な計画は?植村 マックス12から13ブース、企業さんが個々にブースを出すのかコラボするのかなど、用意しているフォーマットの中でどう表現するかは出店者にお任せします。神戸で試合が行われる9月26日、30日、10月3日、8日の4日間、午後8時から午後12時まで。あちこちから要望があり、想定より日程、時間とも長くなっているのが現段階では幾分不安ですが(笑)。安福 初めての経験で誰も何も分からず、試合が終わってからのホスピタリティーをどうするかというところから始まりました。どれだけの人がどう動くのかが分からないというのが正直なところですが、遠路はるばる神戸に来られる外国人の方々に食を通して神戸の街全体のいいイメージにつながるようなヨルバルにしたいですね。植村 旅先で美味しいものを食べたらその街のことは決して忘れませんからね。ラグビーのノーサイドの観客の動き、これはすごく興味深い。対戦相手と肩を組んで飲んだりするのかなあ…とにかくビールの消費量がすごいらしいから足りなくなったら困るなあ…。―まだまだ不安材料はあるようですが、市民も一緒に盛り上がれたらいいですね。楽しみです!写真はイメージです39

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