KOBECCO(月刊 神戸っ子) 2019年9月号
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バカンス。店名をそのまま名前にもらったパン。三河みりん、酒かす、米粉を使った和の甘み。硬そうに見えてやわらかい、まずはお試しあれワインに合うよね、と会社帰りにOLさんが買って行った、セーグルフリュイ。オレンジピール、クランベリー、くるみが入ったライ麦パンカリッとジュワッと自家製ハチミツバターがたっぷり浸み込んだ、ハニートースト村本優馬さん浅香 正和さん・パンコーディネーター、パンシェルジュ1級、食品衛生責任者・元バンドマン ヴォーカリストとして活動・2010年~パン屋さん巡り、ブログを始める・2015年~パンヲカタル主宰「パンでつながり、笑顔になる」・年間200軒以上のパン屋さんを巡り情報発信を行う友だちがくれたパンはキツネのイラストが描かれた紙袋に入っていた。かわいい!中には必要以上の飾り付けのないパンらしいパン。こんなプレゼントは本当にうれしい。初めてお店に行ったとき、ひとつパンを選んで、あとはどれにしようか考えていると「生地の違うパンがいいですね。これは食パンの生地。こっちはライ麦の生地」。生地の説明をしてくれた。オーナーさんは農業、加工、販売、と食文化を、村本シェフは日々粉をこね、パンを焼き、ヒトとパンの出会いをデザインする。このタッグが面白い。ベーカリー バカンス神戸市中央区旭通3-4-15TEL.078-862-54688:00~19:30(なくなり次第終了)火曜、第2・第4水曜休み パンを食べる時間がちょっとしたバカンスになったらいいVol. 12ベーカリー バカンス222222

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