KOBECCO(月刊 神戸っ子) 2019年8月号
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︱行政でも活用されていますか。神戸港での外国客船のおもてなしに、神戸タータンのハッピやのぼりで出迎えを行なったり、外国人向けの神戸の紹介パンフレットなどに使われています。︱今回、新たなマーケティング手法として評価された「産官学」の連携ですね。よくある「産官学」の連携は「官」主導なのに対し、神戸タータンは「産」が主体です。我々、産業界はものを売ろうとし、行政はポスターなどに使い、学校はPRを行う、それぞれ自分たちの利益のために懸命に動くことが、自然に「街おこし」につながっています。︱今後の展開はどうなりますか。今夏から市外デパートでの催事を企画しています。神戸につながりのない場所では厳しいですが、良いものを作っていれば、どこのお客様にもアピールできると思っています。我々は皆、言うなれば同床異夢で、同じところに居ながら違う夢を見ています。今後、各々がどこまでの展開を目指していくのかも楽しみです。25

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