KOBECCO(月刊 神戸っ子) 2019年7月号
43/49

達のお見送りの声とかきこえてね。活気があります。近くで見ている応援団の1人です。家族それぞれ好きな噺家さんができて、落語の話をするようになりました。同じ高座を見ても感じ方は違うんですよね、そこがまた面白い。ありがたいことに忙しくなって、なかなか思うようには行けないのですが…(笑)茶房 歌舞伎新開地2︲4︲17が楽しみな若手や、あまりテレビなどには出ないけれど実力のある中堅もたくさんいます。そんな落語家が出演できる場として応援したいと思っています。―これからの抱負は。2年目、3年目、お客さんに飽きられてはいけないし、1回行ったから「もうええわ」と言われてしまってもいけません。落語ファン、そして喜楽館ファンになってもらうにはこれからが正念場。そのためには「喜楽館へ行ったらいい気分になれる」と言っていただけるサービスが大切です。スタッフはみんな丁寧にやってくれていますから、この調子で気を引き締めていきます。キタとミナミの喫茶店から茶房 歌舞伎 早﨑 茂伸 さんお隣に喜楽館がオープンしてから気楽館側のドアを開けっぱなしにしているんです。一番太鼓の音、お客様の声や演者さん松岡珈琲店 松岡 啓輔 さん最近ね、女性のお客様が多いな、って日は、笑福亭たまさんか桂春蝶さんが出演の日だったりするんです。そんなふうにファンが増えていくのを目の当たりにしています。それから、公演前に寄ってくださるお客様と公演後のお客様では、表情が全然違うんですよ。もちろん、公演後は皆さんにこやかで声のトーンも明るい。笑うっていいことなんだな、って実感しています。しかも前売券2,300円ですから(笑)松岡珈琲店新開地1︲1︲843

元のページ  ../index.html#43

このブックを見る