KOBECCO(月刊 神戸っ子) 2019年7月号
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を表し、感謝状と記念品が贈呈された。これに応え、「美術館を運営しながらの工事は大きな音を出してはいけない、階段で資材を運ぶなど厳しい条件下、工事を担当した技術者の皆さんは大変だったと思う」と施工を担当した大林組の現場での苦労をねぎらった。常日頃、日本における東京一極集中を危惧する安藤氏は、「兵庫県の神戸にあるここにしかない唯一の場所に、大人も子どもも老人も、みんな集まって科学や芸術を考えてほしい」と締めくくった。さらに蓑豊館長は、「全く違和感なく新たな空間が創られた」と絶賛し、「今後何十年、何百年とたくさんの人が集う場所になるだろう」と大きな期待を語った。式典に先立って開催された安藤氏の講演会には、会場のミュージアムホールに入り切らない多数の聴講希望者が集った。日本人に必要なのは創造力、持続力、そして子どもたちに考える力を付けることであるとし、今回の開館にあわせてサムエル・ウルマンの詩にちなんで、正面の「海デッキ」に設置された「青いりんご」のオブ22

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