KOBECCO(月刊 神戸っ子) 2019年7月号
10/49

大人になると、家族揃って食事する時間はなかなかとれないもの。たまに揃う時にはなじみのお店をつい選んでしまいます。そのひとつが鮨『わき本』さん。お鮨までのいわゆる〝あて〟料理の数々がお気に入り。見た目の華やかさ、季節感、手の込んだ仕上げに感心することも。そんな料理を提供下さる淡路島出身の大将は子どものころから、海が公園のような感覚で、潜って魚や貝をおもちゃみたいに追っかけていらっしゃったそうですから、素材を見る目が自然と培われたのだと思います。食事の最後に出して下さる手作りの甘味もお愉しみのひとつ。大将の心意気と温かみが息づく、ほっとできるお店。これからも家族でお世話になります。とにかく淡路島が大好き御食国から運ばれるご馳走にごちそうさまわき本1神戸の粋な店【推薦人】株式会社カミネ上根彩さんVol. 610

元のページ  ../index.html#10

このブックを見る