KOBECCO(月刊 神戸っ子) 2019年6月号
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い、暑い、電車はギューギュー詰め…「早く神戸へ帰りたい」。2カ月で念願が叶い、その後独立して店を構えて以来20余年、この街で美味しいイタリア料理と共に、陽気で楽しい時間と空間を提供している。新鮮で美味しい食材がそろう神戸神戸の良いところは食材が豊富なことだという。「神戸牛はもちろん、お肉の美味しさは格別です。塩分が強い地中海で育ったものとは違うけれど、瀬戸内の新鮮な魚介類がたくさんあります。ハウス栽培の野菜は一切使わないのがイタリア料理だから、新鮮な旬の野菜が手に入るのもいいですね」。日本では納得のいくものが調達できない食材や調味料類、ピエトロさん自身がお気に入りのワインなどは直接イタリアから仕入れている。お勧めは季節によって変わるが、15年前の移転の際に「これだけは譲れない」と、薪で焼く石窯を置いた。「イタリア人の職人が焼く本場のピッツァをぜひ食べてください」32

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