KOBECCO(月刊 神戸っ子) 2019年1月号
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にやっていくしかない。うちの師匠がよく言っていましたけれど、落語は温泉みたいなものです。ちょっと行きづらいけれど、行くとゆったりする。ですからお客さんが「楽しかったなぁ」「誰かと一緒にまた来よう」と思っていただけるよう、僕ら噺家が毎日クオリティを保って、しっかりやらないとはじまらないと思います。落語は敷居が低く気楽に楽しめるものなので、ぜひ一度喜楽館へお越しください!戸に定席寄席ができるというのは、本当に嬉しかったですね。僕がこの世界に入った頃は若手が喋るところが少なくて、小さな公民館を借りたりお寺にお邪魔したりしていたのに、常設の高座ができるとは、こんなことが実現するとは夢にも思わなかったです。隔世の感があります。─神戸のお客様はいかがですか。文之助なかなか良いお客さんですね。反応も良いし。けれどもう少し入っていただければ…。たくさんお客さんがいた方が雰囲気も出てきやすいので。─これから喜楽館にどのようなことを期待しますか。文之助喜楽館でも若手のコンクールをやりたいという仁智会長の意向がありますし、いろいろ企画を考えていきたいですね。ただ、繁昌亭と同じことではなく、独自のものができたらいいのですが、落語なのでそんなに目先を変えられない。企画も大切ですが、地道に、質を落とさず神戸新開地・喜楽館(新開地まちづくりNPO)TEL.078-576-1218新開地駅下車徒歩約2分(新開地商店街本通りアーケード)神鉄湊川地下鉄湊川公園新開地湊川トンネル湊川トンネル湊川公園湊川商店街湊川商店街湊川商店街湊川商店街新開地商店街新開地商店街新開地商店街新開地商店街新開地商店街新開地商店街新開地商店街新開地商店街喜楽館多聞通多聞通多聞通山手幹線山手幹線山手幹線山手幹線山手幹線43

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