KOBECCO(月刊 神戸っ子) 2019年1月号
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験していただきました。インドの方もノリノリでしたよ(笑)。世界的に見て、鼓のように音色が変化する打楽器は珍しいといわれています。人間国宝のタイトルをいただき、責任が重くなって逃げ出したい気分というのが本音です。せめて「となりの人間国宝」ぐらいにしていただけたら(会場笑)。というのは、私の子どもの頃の人間国宝の方々は、桁違いに素晴らしかった。やはり僕は半分欧米化した中で育った、中途半端な日本人ですし、ふだんも洋服を着て生活していますしね。僕たちの世代は日本のことをあまり知らないで育ってしまいました。これからはもっと、日本の良さを学べるような場所をこの甲南学園にも創っていただいて、リアルな日本文化を世界に伝えられる日本人がここから育っていけるような道すじを創っていただけたら嬉しいです。また皆さんも是非それを応援していただけたら幸いと思います。この日は能楽も披露された39

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