KOBECCO(月刊 神戸っ子) 2019年1月号
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地道な努力の上に成り立つワクワク感のあるまちづくり日常性でいうと、子育ての面でしっかり対応していかなくては若者に選ばれるまちにはなりません。しかし課題は多く、待機児童も一時は13人まで減少したのですが、また増えつつあります。人手不足は大きな問題ですから、単に定員を増やすのではなく、保育園・幼稚園で働く人の処遇改善が必要です。全国トップクラスの一時金、家賃補助、パート勤務する場合の支援など処遇改善予算を増やしてきました。子どもさんの教育の水準も上げていかなくてはなりませんし、安心して暮らせるように治安の改善が重要です。防犯カメラの設置や地域ぐるみでの子どもの見守りなども進めています。こういった地道な努力の上に、ワクワク感のあるまちづくりができると考えています。長大橋と豪華客船。10年後、新しい神戸の風景が生まれる長く望まれてきた大阪湾岸道路西伸部も平成28年度に事業化が決定し、平成30年度から本格的に着手しました。計画通り、10年程度で完成にこぎ着けたいと思っています。国土交通省からも、国直轄道路と港湾の予算、また阪神高速道路の予算も計上していただき、順調に滑り出しました。神戸市としてもできるだけスピーディーな事業の進捗に努力していきます。大きな橋が完成するわけですから、シルエットとしても美しいものを考えていただいていると思います。橋の高さも、ポートターミナルにクルーズ船が寄港する際に、支障がないように設計されています。長大橋と豪華客船が一緒に一枚の写真の中に収まる。完成後は神戸のまちの風景もかなり変わってくると思います。神戸の歴史の新しい1ページラグビーワールドカップ2019イングランド対アメリカ、スコットランド対サモアをはじめ、世界の強豪チームの4試合が神戸で行われます。海外からもた26

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