KOBECCO(月刊 神戸っ子) 2019年1月号
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お祝いのお電話をいただきましたが、出ることができた2本のうち1本が久元市長からでした。神戸とのご縁を感じました」と話しておられるのを聞き、私もとても嬉しく思っております。すでに着手、さらに加速新たな出会いとワクワク感若い人が住みたいと思うまちづくりには、二つの要素があります。まず、新しい出会いがあり、ワクワク感があること。そして、実際に住んでみたら快適な暮らしがあるということ。非日常性と日常性、両方が求められるということです。非日常性でいえば、賑わいがあり楽しいというまちづくりが必要です。神戸は20年間、震災からの復旧復興、財政再建に取り組んできました。なかなか他のテーマに取り組むことができずにきましたが、ようやく三宮再整備に着手することができました。もちろん便利にすることは重要ですが、そこに何かデザイン性やワクワク感がなくては、賑わいは生まれません。例えば、西日本最大級のバスターミナルをつくるだけでなく、その中に世界一美しい図書館「スカイライブラリー」をつくる、また今の神戸文化ホールに匹敵するような大ホールをつくり、さまざまなコンサートや舞台芸術を披露できるようにすることなどを計画しています。すでに東遊園地では全面芝生化を行い、アーバンピクニックやファーマーズマーケットを開催しています。生産者の皆さんやお店をやっている皆さんなど、たくさんの方たちが来てくれるようになり、新しい出会いが生まれました。神戸開港150年記念事業の一環として、一昨年から、メリケンパーク整備事業に着手し、桜並木をつくり、スターバックスカフェを誘致しました。海岸沿いの「BE KOBE」の文字をかたどったモニュメントはインスタ映えするスポットとして話題になっています。2018年は神戸医療産業都市推進機構・本庶佑理事長がノーベル医学生理学賞を受賞した23

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