KOBECCO(月刊 神戸っ子) 2018年12月号
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婦人帽子メーカー「マキシン」・大平千鶴子さん平成30年度神戸マイスターに神戸市では平成5年から高度な技術や技能をもった職人を「神戸マイスター」として認定している。また、平成18年からは卓越した農業技術をもつ農業従事者を「神戸アグリマイスター」として認定している。これまでに、61種136名が認定を受けた。平成30年度は神戸マイスター3名、神戸アグリマイスター1名が新たに認定を受けた。神戸が全国に誇る婦人帽子メーカー「マキシン」のモディスト・ハットデザイナー、大平千鶴子さんもそのひとり。大平さんは、一般的な木型を使用せず、創意工夫にすぐれたオリジナルの型(チップ)により帽子を製作する「ハットモディスト」として活躍。デザインに優れた帽子を多く製作しており、「10歳若く」「ワンランク上の女性に」見えることをテーマに優れた作品を生み出してきた。皇室の婦人帽子製作の経験があるほか、フランスのハットコンテストで総合グランプリに選ばれるなど輝かしい経歴をもつ。去る10月14日、デュオこうべ浜の手デュオドームにて、「第11回神戸マイスターフェスティバル」が開催され、久元喜造・神戸市長から認定証が授与された。大平さんの今後の活躍に目が離せない。神戸っ子セレクションニュースNews平成30年度は神戸マイスター3名、神戸アグリマイスター1名が認定を受けた婦人帽子メーカー「マキシン」のモディスト・ハットデザイナーを務める大平さん久元喜造・神戸市長から認定証が授与された53

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