KOBECCO(月刊 神戸っ子) 2018年11月号
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本物の味と技術を伝承するバウムクーヘン専門店「BAUM U. BAUM (バウム ウント バウム)」本場ドイツで学んだ菓子づくりの技術ユーハイムには学校卒業後37年間在職しました。その間に洋菓子の本場ドイツで勉強する機会を頂き、国立製菓学校(当時)で学び、ドイツ連邦共和国認定の製菓マイスターの称号を1979年に取得し、トータルで10年余りドイツでお菓子づくりに携わりました。ドイツでの経験は菓子職人としての私の原点となり、ユーハイムに大変感謝しております。私は「これからは次の若い世代の人たちに技術を伝えたい」という思いを持っていましたので、ユーハイムを定年退職後、兵庫県洋菓子協会の福原さんから声をかけていただき、大手前製菓学院専門学校で教授として14年間勤めさせて初代神戸マイスターでもあるドイツ製菓マイスター井谷眞一さんが、本場の製法技術で焼くバウムクーヘン専門店「BAUM U. BAUM(バウム ウント バウム)」が7月28日にオープンした。兵庫県洋菓子協会会長の福原敏晃さんも、同じ神戸マイスターとして「本物の味と技術の伝承」に期待し応援している。井谷 眞一 (いたに しんいち)さん1948年生まれ。兵庫県出身。神戸市在住。神戸のドイツ菓子メーカーに37年勤務。大手前栄養製菓学院専門学校前教授。バウムクーヘンに代表されるドイツ菓子のエキスパート。ドイツ連邦共和国認定の製菓マイスターでもある。インター・ガストラ78・シュッツガルト博覧会(ドイツ)金メダルやワールドケーキフェア金賞受賞などの栄誉に輝く。初代神戸マイスター。44

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