KOBECCO(月刊 神戸っ子) 2018年11月号
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違った個性で補い合いながら、1+1=3になる〝いい夫婦〟手が主人だったんです。その頃は創作人形を作っていましたので、革のジャンパーにダボダボのズボン、ベレー帽をかぶってお見合いの席へ…。忠生 第一印象はアーティスト(笑)、話をしているうちに「おもしろい人やな」と。私がつっこむと、意外な反応で返してくる。自分というものをしっかり持っている人なんだと思いましたね。和子 友達との会話なら「なる生き残りをかけて挑んだチーズづくりから始め、酪農家の新しい形の先駆けとなってきた弓削牧場。3人の子どもさんを育てるご夫婦として、また弓削牧場を育てる同士として歩んできたお二人です。お互い思いもよらない返しがくる。そんな会話が楽しくて―お二人の出会いは?和子 私は学校卒業後1年働いた会社を、自分の可能性を探したいとすっぱり辞めました。次第に親に守られている自分の無力さに気付き、その反省もあって親孝行にと、父の知り合いの紹介でお見合いをしました。その相弓削牧場 有限会社箕谷酪農場 代表取締役弓削 忠生さん弓削 和子さん時は流れ…。今では3人の子どもたちが牧場に携わるいい夫婦の日今までたくさん素敵なご夫婦にお会いしてきました。 11月22日の「いい夫婦の日」にちなみ、 二組のご夫婦にご登場いただきました。30

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