KOBECCO(月刊 神戸っ子) 2018年11月号
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食後のデザートは、北海道産栗マロンを使った南瓜プリンオーナーシェフの施蓮華さん貝柱と海老すり身の蟹味噌あんかけも自慢の一品神戸は中華料理店の多い街ですが、広東料理の王道を歩む群愛飯店はその代表格です。お付き合いはもう50年くらい前からで、オーナーシェフの施蓮華さんは子どもの頃から知っていますよ。彼のお兄さんが私の大学の後輩で、学校帰りによく賄いをいただいたものです。当時は国鉄(現在のJR)の山側の小さいお店でした。先代は魚介を扱わせたらピカイチの名コックで、彼はそんな父親のもとで修行し味をしっかり受け継ぎ、さらに本場香港の料理人にも学びました。腕は間違いありません。旬の食材も群愛の魅力ですが、この時期の楽しみといえば上海蟹です。太湖産のものを使うお店が多い中で、ここはミソが濃厚な陽澄湖産が味わえるだ本村義政さん【推薦人】有限会社永隆公司取締役神戸が誇る広東料理の正統派美味の原風景がここに広東料理「群愛飯店」本店神戸のな店神戸のな店10

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