KOBECCO(月刊 神戸っ子) 2018年9月号
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ます。40周年時にミャンマーに小学校を建てました。教室ひとつだけの小さな学校ですが、これがないと子どもたちは2時間かけて通わなくてはならず、だんだん学校から遠ざかってしまいます。建てっぱなしはいけないと毎年出かけて要望を聞き、2年目には雨季の時期、浸水して使用が困難になるトイレへの通路を整備し、3年目には先生方の宿舎をつくりました。子どもたちの笑顔がすばらしい!支援に行くというより、私たちが幸せな気持ちになります。―ガバナー月信の中にあるモットー「知好楽」とは。 私は今、公式訪問をはじめ、毎日ロータリーの活動で忙しくしています。周りからは、「大変ですね」と言われるのですが、むしろ私は楽しいんです。いろいろなクラブに行き、それぞれ特色のある例会を経験し、各クラブの会長やメンバーたちと情報を交換し、「こんなことをやっているんだ」と新しいことを知ることができる。何事も楽しんでやらなくては!―前ガバナーの瀧川好庸さんから教えられたことは。 瀧川ガバナーはいつもニコニコ穏やかな方ですが、芯はとても強い方です。自分が決めた改革はきっちり実行されています。ガバナー事務所とエレクト事務所をひとつにする、月信に広告を入れるなど、今になって思えばいろいろあります。中でも地区運営会議を新設し、ガバナー、エレクト、ノミニー、代表幹事、8名で地区運営をしていきましょうという方針を示しました。今までの単年度のガバナーがそれぞれの個性を出していくという考えも大切ですが、ロータリーの活動の継続性をつくっていくという意味では大きな改革だった思います。―ロータリー活動のすばらしいところは。 地域社会での奉仕から始まり、世界的な活動まで広範囲にわたっているということです。さまざまな業種、さまざまな能力をもったロータリアンが世界中にいて、大きなネットワークがあります。今後はマイロータリーで情報発信がより活発化すると思います。世界中のどこで何があろうと情報が発信され、すぐに協力支援活動の声が上がります。これは他の民間団体にはないことだと思っています。―ロータリーの世界規模のすばらしい活動を広く知ってもらえるように私たちも応援させていただきます。本日はお忙しいところありがとうございました。ミャンマーに建設した小学校にて51
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