KOBECCO(月刊 神戸っ子) 2018年9月号
50/53
と問い合わせをもらっています。他地区が実施している良い方法はどんどん取り入れようと思っています。例えば、青少年の交流活動で、毎年20人を受け入れている地区があります。10年たてばOBが200人。すると将来、彼等がこの活動の中心になってくれる日がきます。当地区でもその土台づくりを始めようと、今年は交換生の人数を増やしました。―若い人に対するロータリーの果たす役割は。 若い人たちにいろいろなチャンスを与えることがロータリーの役目だと思っています。それに挑戦した若い人たちは必ず変化します。8月1日からタイへインターアクトの高校生が水支援の活動に出かけています。すごく良い経験をして帰って来るでしょう。3年前に私も同行しましたが、その様子がよく分かります。子どもたちは未来への扉を開きます。ロータリーの活動が私を楽しく幸せな気持ちにしてくれる―加古川中央ロータリークラブ入会のきっかけは。 単純に、加古川青年会議所の先輩に誘われて「はい、喜んで!」と(笑)。嬉しかったのは、自分をロータリアンとして認めてもらえたということと、当時は一業種につき一会員の入会しか認められませんでしたから、自分の業界で一人前だと認めてもらえたということ。奮い立ちました。それなのに忙しくて、なかなか例会にも出席できずにいると、推薦した先輩が、「こんなことなら推薦した私にも責任があるから2人でロータリーを辞めよう」と。これはちょっとこたえました。それからは、北海道にいようが東京にいようが、例会参加のためにとんぼ返りして頑張りました。―加古川中央の主な活動は。 青少年育成に力を入れていタイ・チェンライの高校との交流タイ・アカ族ホイ・サンガ集落に水施設を支援した50
元のページ
../index.html#50