KOBECCO(月刊 神戸っ子) 2018年9月号
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 神戸西神ロータリークラブは活気があり、前向きに変革を目指しています。バリー・ラシン会長は、「ロータリーがどういう活動をしているのかを知らない、また知ろうとしないロータリアンが多すぎる」と話しています。ホームページ「My Rotary(マイロータリー)」で活動の内容や今の動きなどを動画も交えて詳しく紹介していますが、ここに登録しているロータリアンは県内で30%程度です。ところが神戸西神では100%。個々のクラブの「つながろう」という意識が強くなれば、ロータリアン一人ひとりの絆はさらに強くなり、地域社会や日本国内はもちろん、さらには世界の平和に貢献していくことができると信じています。―日本のロータリーはまだまだ男性社会というイメージですね。 世界で見ると会員の20・7%が女性ですが、日本では6・6%とまだまだ少ないです。しかし、昨年の当地区での会員増のうち、29%が女性です。女性の割合が年々増加してきています。ロータリーで奉仕活動に携わりたいという女性にどんどん入って来てほしいと思っています。日本の社会では極端な変化は難しいですから焦らずゆっくりと進めていくことが大切だと思います。現在、全国で女性ガバナーは一人だけですが、これからは徐々に増えてくるでしょう。女性が核になって活躍してくれる機会がますます増えると期待しています。地区同士の交流と情報交換で刺激を受け改革につなげる―他の地区と交流し、地区を越えた活動も目指しておられるのですね。 私がノミニー時代から近畿4地区で集まり、資料やデータを持ち寄って情報交換をしていました。そこで分かったことは、地区によってやっていることが全く違うということ。こういった会合を委員長にまで広げたら、もっと刺激を受けるだろうと考え、6月に第1回目の合同委員長会議を実施しました。約100人が参加する非常に活気のある集まりになりました。今のところ、唯一「RYLA(ライラ)」が第2670地区と合同ですが、他にも合同での活動が増えてくると思います。 また、お互いに良いところをヒントにして取り入れるのもいいでしょう。当地区では社会奉仕委員会がアンケート調査を行っていますが、この内容がとても良いということで取り入れたい兵庫県内73クラブを訪問する公式訪問49

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