KOBECCO(月刊 神戸っ子) 2018年9月号
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―ファンのみなさんには、ご自身のプレーでどんなところを見てほしいですか。またプレッシャーの中ではどう戦っていますか。 一番は、プレーの精度、正確性です。私は、パスやキック、一つひとつのプレーに対して、精度と正確性を求めており、自分のパスやキックの精度に自信と誇りをもっています。 高いレベルでプレーするときには、プレッシャーはいつもつきまといます。そのプレッシャーの中で、いかに精度の高いプレーをするかということが、国と国で戦うようなレベルの場では非常に大事になってきます。そのためにはどうするか、ひとつは他の誰よりも一生懸命、練習をするということ。ふたつめは、ただ練習するのではなく、練習内容においても、厳しいプレッシャーがかかるような練習をします。試合中より高い、激しいプレッシャーをかけることによって実際の試合の場面ではそれがより楽に感じられるのです。―2011年、2015年の2度のラグビーワールドカップで優勝し、史上初の二連覇を成し遂げたニュージーランド代表では112キャップと活躍してこられましたが、その活躍の理由はどこにありますか。 私は自分の仕事に対し、ハードワークを心がけることが、すべてだと思っています。私は2003年に初めてオールブラックスのキャップを得ましたが、そのとき感じたのは、一試合や二試合でオールブラックスのキャリアを終えたくないということでした。ずっとオールブラックスでプレーしたい、グレイトなオールブラックスになりたいと思ったので、そのためには他の誰よりも一生懸命練習するしかないと感じていました。ハードワークをし続けたことが、私のキャリアにつながっていると思います。世界最高のプレーが見られるワールドカップ 日本のみなさんは幸せ―カーター選手にとってワールドカップとは? ラグビー選手にとっては間違いなく、この場にいたい、この場所にいたいという最高の場所です。4年に1回しか開催されず、そこに自分が出られるという約束はどこにもありません。その一員に選ばれるということ世界的なラグビー選手、リッチー・マコウ選手と共に14
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