KOBECCO(月刊 神戸っ子) 2018年8月号
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しています。―どういう思いで昼間のライブを始められたのですか。 ソネは夜だけの営業なので、深夜に外出しにくい方々にはなかなかお越しいただけません。そこで、よりもっとジャズを広めたいという思いもあり、日曜・祝日の昼下がりに生演奏を始めました。近年はピアノやサックス、フルートなどの楽器演奏が好きな子どもさんに、生の演奏を聴かせたいという親御さんが連れてこられるケースもあります。小学生以上であれば入店可とお話ししています。実際に小学生のころに昼下がりのライブに来ていて、中学、高校生になり毎年神戸で開催されている「ジャパン スチューデント ジャズ フェスティバル」に出場して好成績を収めた子もいますし、ミュージシャンになって活躍している人もいます。―出演するアーティストは? ほとんどが関西一円で活躍しているアーティストたちです。昼下がりのライブの場合は、出演しているアーティスト目当てというより、ソネでジャズを聴きたいというお客様にお越しいただいているようです。―若いミュージシャンの登竜門的な位置づけもあるのですか。ランチ後のひとときを楽しみに訪れるファンも「初めてジャズを聴きます」と話すお客様もちらほら38

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