KOBECCO(月刊 神戸っ子) 2018年8月号
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もともとパリで行われていた同様のイベントに倣って、2014年より神戸市内で毎年開催されているホワイトディナー。5回目の今年は初の試みとして車両通行止めにした公道を会場に。パリではNGの子供も神戸ではOK、全650名という参加者の中には三世代家族も。「最も神戸らしい街並みの旧居留地で開催できて嬉しい」と服好きエディターとして有名な楢崎寛さんが宴開始の挨拶。実行委員の加藤裕子さんは「自分達で作り上げる野外パーティなので、参加者の創造性を互いにリスペクトする機会にも繋がります」とにっこり。「お洒落な人が集まって楽しい時間を共有する仕掛けが素晴らしいですね」とマキシン代表取締役社長の渡邊百合さん。当日はマキシンのオーダーハットやヘッドドレスを着用した人があちこちに。「神戸はほんまにええ街。本日参加して、もっともっとええ街になる予感がしました!」とパーティの成功を絶賛する久元喜造神戸市長。福岡 壯治さん神戸ホワイトディナー実行委員長(神戸電子専門学校長) 神戸にゆかりのある有志が集まって委員会をつくり、1年かけて計画を練りあげる。“街を所有する感覚を持つ”をテーマに、会場も検討を重ねて決定するそう。ユネスコ創造都市ネットワーク、デザイン都市に認定されている神戸には、クリエイティビティを尊ぶ市民が多いことが確認できた、とてもハッピーな時間でした。22

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