KOBECCO(月刊 神戸っ子) 2018年8月号
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もも肉とつくねは野菜と一緒に炊いて、むね肉はしゃぶしゃぶで店主の倉地豊さん。22年前、鶏肉の美味しさを知ってほしいと焼き鳥の店「ゆた坊」を開業「近江軍鶏の水炊き」。骨だけを使って丁寧にとる透明なスープを使う。ぽん酢でさっぱりと。こだわりの柚子胡椒でいただく昼時に初めて「ゆた坊」鷹取店を覗いてみたのは15年以上前だったと思います。店主が一生懸命、仕込みをしていました。「この時間から?!きっと丁寧な料理を出してくれる店だろう」と早速食べに行ってみて、自身も鶏肉が大好きで、鶏肉店で仕事をしていたという倉地さんだからできることと、納得。「みんち」は鶏の身と皮を独自の配合で挽くところから始めるとか。その他、あれこれ仕込みには時間がかかるわけです。4年前に三宮店をオープンした理由が「軍しゃも鶏の美味しさは格別。でも所詮鶏肉やろうと言われるのが悔しくて」と、倉地さんらしい。いろいろある産地の中でも、惚れ込んだ近江軍鶏を一羽買いして、さばき、水炊きや松田耕治さん【推薦人】ドイツワイン専門店ローテ・ローゼ鶏肉の美味しさ、中でも格別な軍鶏の味炭焼・釜飯・軍鶏鍋「ゆた坊」三宮店神戸のな店神戸のな店12

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