KOBECCO(月刊 神戸っ子) 2018年6月号
47/49

も協力をお願いするのもひとつの方法だと思うのですが…。そういう意味で、『神戸っ子』さんのお陰で、少しずつ世間に知っていただけるようになってきました(笑)。片山 大阪にはそういった広報手段がありません。今のところ、各クラブから広報したいことがあれば出してもらい、地区の広報委員会からマスコミに出すということはやっています。今年度からそのひな型を作り、各クラブに紹介しています。イベントでテレビ局が来る時などは、大きなバックパネルを貸し出しています。必ず映りますから、かなり活用されています。ロータリークラブに入って良かったと思うこと片山 公式訪問などでも「ロータリーに入って良かったと思うことは?」とよく聞かれます。私が答えるのは、信頼できる仲間、尊敬できる先輩と出会えたこと、一人でできないことでもロータリーならできる、奉仕活動を通じて恵まれない人たちから笑顔をもらえる。「この4つを経験しないと損します!」と言えるほど素晴らしいことだと思います。瀧川 気が置けない仲間ができる。いろいろな業種の方がいるので他の世界を知ることができて、物の考え方が広くなり、自分の幅が広がりますね。片山 私企業でありながら公益を追求しなければならない企業の方もたくさんおられます。普段はできないお話をロータリーでならできます。自分とは違ったものの見方を知り、自分の引き出しが増えてきます。瀧川 奉仕活動や青少年活動で若い人たちを見ていると、日に日に目が輝いてきます。自分や仲間が育つのと同時に若い人たちも育てていけるのがロータリーだと実感しますね。片山 次年度は兵庫、大阪南部・和歌山、大阪北部、四国の4地区合同委員会を開催し、交流していく試みが始まります。それによって何か気づくところがあるだろうと期待しています。瀧川 今までロータリーはクラブ単位での活動だけで、同じ地区でさえ横のつながりがなかったですから、いい試みだと思います。国際ロータリーは最終的に世界平和を目指し、貧困地域への援助、ポリオの撲滅などさまざまな大きなプロジェクトを進めています。ロータリー財団も今までのような単年度ではなく、長期スパンでの活動を推奨しています。継続することが大切。そのためにも地区同士の協力も今後は必須だと考えています。片山 お隣同士ですから、今後ともよろしくお願いいたします。瀧川 こちらこそよろしくお願いいたします。4月16日、国際ロータリー第2660地区 事務局にて47

元のページ  ../index.html#47

このブックを見る