KOBECCO(月刊 神戸っ子) 2018年5月号
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湯川寛吉:住友銀行常務、住友鋳鋼所会長、第5代住友総理事秋山廣太:大阪合同紡績(現東洋紡)社長小林一三:阪急電鉄創業者關一:大阪市長野村徳七:野村財閥、野村證券創業者弘世助太郎:日本生命創業者阿部彦太郎:東洋綿花(東洋紡)監査役伊藤忠兵衛:伊藤忠商事創業者岩井勝次郎:岩井商事社長(後の日商岩井、現在の双日)大阪の財界人からも慕われた平生釟三郎「欲を忘れたものくらい強いものはない」。「真に強いということは、正しい行いのものにおいてはじめて期待できる」。この寸言は、甲南学園創始者の平生釟三郎の言葉である。平生は東京海上保険の専務取締役を務めるが、「50歳までは実業界のために身を挺し、50歳になってから社会奉仕を」と甲南学園を創設した。経済界を去り、甲南学園設立をめざす平生に、大阪の財界人たちが資金を出し合い、平生に胸像を贈っている。この胸像には、彼らのサインが残されている。大阪の財界人たちが贈った平生の胸像。撮影協力/甲南学園撮影協力/甲南学園47

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