KOBECCO(月刊 神戸っ子) 2018年4月号
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「蓄光石」による光の演出を幻想的に表現 国生み神話で知られる淡路島。「古事記」、「日本書紀」に国土創造の夫婦神として現れる伊いざなぎのみこと弉諾尊・伊いざなみのみこと弉冉尊が、漂っていた大地を完成させるため天あめのうきはし浮橋に立って、「天の沼ぬぼこ矛」をもって混沌とした大地をかきまわし、この時矛を引き上げたときに、沼矛の先から滴り落ちたものが凝り固まってひとつの島となった。その島が「淡路島」とされている。 日本発祥の地「淡路島」の国生み神話をモチーフに、蓄光石によるモニュメントが製作された。蓄光石(正式名称「蓄光発光セラミックス」)は、昼間の太陽光や蛍光灯の紫外線を吸収して蓄光と発光を繰り返すセラミックス素材(人工石)だ。耐久性・耐光性・耐摩耗性・耐水性にも優れ、また放射性物質や有害物質を一切含んでいないので、地球環境にも優しいモニュメントとなっている。国生み神話で知られる淡路島を、「蓄光石」の幻想的な光が演出昼間の紫外線によって蓄光・発光を繰り返し、地球にも優しい日本の始まりの地で二人の約束を49
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