KOBECCO(月刊 神戸っ子) 2018年4月号
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■シェ・Yamato神戸市東灘区住吉本町3-11-8TEL.078-822-1177ランチ 11:30~14:30(L.O.13:30)ディナー17:30~21:00(L.O.20:00)定休日 月・火曜日※月曜日が祝日の場合営業、 この場合火・水曜休、その他不定休山手幹線●神戸屋レストラン香雪美術館●住吉神社●国道2号線阪急御影駅JR住吉駅シェ・Yamato今も御影の地で、『アラスカ』の伝統の味を受け継いでいる。もとはスペイン家具を紹介するレストランだけあって、店内のテーブル、椅子、ランプ、時計、そして銀製品やグラスなどの食器類はどれもスペイン製。上質な素材で造られたスペイン家具は時間の流れとともに使いこまれ、美しい存在感を放つ。 「『アラスカ』は欧風料理店ですから、ステーキ、ビーフシチュー、ドイツ料理やイタリア料理など、ヨーロッパ全土の料理を学びました。『アラスカ』時代からのお客様や、ご近所の名士の方々もいまだにたくさんお越しくださいますが、皆さん気軽にビフカツとごはん、といったふうに召し上がられ、『美味かったよ』と言って帰られる。お一人でカウンターで、お酒とシチューをゆっくり召し上がって帰られる方もいます。アットホームなお店なんですよ」と、本田シェフ。 親子三代にわたって通うお客様も多いという。40年間愛され続ける理由は、いつ行っても変わらない味という安心感、そして本田シェフのお人柄もありそうだ。コース(6100円~)のほか、秘伝のデミグラスソースのオムライス、ビーフシチュー、タンシチュー、グラタンなどの定番アラカルトも人気。ランチコースはさらにお得。「あまりに美味しいから夢に出る」と話す熱烈なファンもいる「グラタン」「料理が大好き。今も変わらず大好き」と盛り付けをしながら「お店も僕もお客様も皆で歳をとってるね」と本田シェフ。昭和51年オープン時の写真店内の灯りが程よい雰囲気づくりを担う39

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