KOBECCO(月刊 神戸っ子) 2018年3月号
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た造型工である米国人名シェイパー、ジョン・ノースィの手で考え抜かれた戦略性と自然と調和した美しさを兼ね備えたコースに生まれ変わりました。2011年には、2度目となる「第80回日本オープンゴルフ選手権」開催を視野に、リー・シュミット全米ゴルフ設計者協会会長の監修による再度のコース改造を実施し、各ホールのティーの延長をはじめ、ハザードの配置やさらなるビューバランスの向上を目指して巨大な米松の剪定作業を行い、日本オープン最長の7394ヤード・パー72というセッティングになり、難易度の高いコースに仕上がりました。3回目の日本オープン開催へ向けて 近い将来、六甲国際ゴルフ倶楽部は3度目となる日本オープンゴルフ選手権を予定しています。前回の日本オープンではニクラウスの設計理念である「リスク&リワード」をコンセプトにしたコースがビッグタイトルに挑む選手たちの技術・パワー・判断力、そして勇気を試しました。そして、いつでも国際的なトーナメントが開催できるコースとして全国的に認められたということはとても名誉なことだと思っています。現在、世界では松山英樹がトップランナーとなり、国内でも若手プロゴルファーが頭角を現し始め、学生が強くなってきています。彼らが技を披露する舞台になり、ゴルフファンの皆さんにご覧いただけると期待しているところです。ゴルファーが存分に力を発揮できる周辺環境 難易度、距離とも日本有数関西でも屈指の人気を誇る。コースの美しさも際立つ1983年の日本オープンゴルフ選手権では、劇的な大逆転で、青木功プロが初優勝を飾った2015年、六甲国際ゴルフ倶楽部で開催された日本オープンゴルフ選手権42

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