KOBECCO(月刊 神戸っ子) 2018年3月号
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モデルもまた、その精神の結晶といえるだろう。最上級の麻素材を手作業で蛇腹状に仕立て、ヴェールやリボンをあしらったハットは、折り曲げ方や被る角度でカジュアルにもフォーマルにも適応。自由な発想が生んだ自由な帽子は、アトリエに港町の自由な風が吹くマキシンならではのものなのだ。 「そこまで手間をかけるのかと驚き、車は人間がつくる最高のメカだと再認識しました」と、先日レクサス車の一部を生産するトヨタ元町工場を見学した社長の渡邊百合さんは語る。「マキシンにもレクサスにも、ストーリーがある。ステイタスに相応しいものを手がけるには、それだけの技術と感性が必要なのです」。そして帽子も、車も、実用性が肝心。用の美と格式の融合は、被る人、乗る人の気持ちを快活にする。マキシンブランドを代表するバラをイメージした作品。きめ細やかなスーパーシナマイ(高級麻)で縫製しているマキシン トアロード本店神戸市中央区北長狭通2-6-13電話 078-331-6711営業時間 10:00〜18:00休業日 水曜日(祝日、ルミナリエ期間中は営業)生田新道●ローソン●東急ハンズ●山口銀行生田ロードフラワーロード東門街トアロード鯉川筋神戸三宮JR三ノ宮JR元町マキシン●生田神社19

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