KOBECCO(月刊 神戸っ子) 2018年2月号
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界最多受賞の金字塔を打ち立てた。しかし、小山さんは「自分の中のコンテスト」と位置付けている。それに勝ち抜いてこそ価値があるのだ。 2017~2018のチョコレートシーズンを彩る「SUSUMU KOYAMA'S CHOCOLOGY 2017」のテーマは「DISCOVERY」。作品の種は、「気づき」。彼にとって五感とは、体全身で楽しむことを意味する。目の前の当たり前のことでも五感にふれれば、多くの「気づき」に出会う。その「気づき」からものごとの原点を突き詰め、咀嚼し、再構成する。しかも「中途半端は嫌なんですよ」と、やるなら徹底的に。その姿勢が生み出した珠玉のアソートを紹介しよう。No・1 HARUは赤と緑のマリアージュ、ふきのとうと苺のコラボ。小山さんの名の通り、彼は常に「進」んでいる。ゆえに過去と今では立ち位置が違う。立ち位置が変われば見える景色も異なる。ふきのとうは5年前にも使用した素材だが、香りというNo.1 HARU ~赤と緑が交差するとき(苺&ふきのとう)~No.2 神の木 ~クロモジ~24

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