KOBECCO(月刊 神戸っ子) 2018年2月号
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■中国菜館 東天閣神戸市中央区山本通3-14-18TEL.078-231-1351営業 平日 11:30〜14:30 17:00〜21:00 土日祝日 11:30〜21:00定休日 年中無休(年末の営業日はお問合せください)名物「鳴門金時芋の飴炊き」。使うのは砂糖と水だけ。料理長が考案した配合やタイミング、切り方でイモの美味しさを閉じ込めてサラッとカリカリ「スペアリブの照り焼き」。お箸で食べられる軟らかさで、外はパリッと1945年の創業当時し貝柱などを加えて煮込む技術は綿々と受け継がれてきたものと伺いました。フカヒレは海水で戻し、天日干ししてから皮をむく手法を守り続けています。光沢、香り、味の違いを確信しているから手間は惜しみません。時代のニーズに応えながら頑なさも忘れない姿勢は見習いたいものです。 建物は124年前、ドイツ人によって建てられた、この界隈では最も古い異人館。かの震災で被害を受けながらも、歴史的建造物を維持・管理してきた心意気には神戸っ子として頭が下がる思いです。トアロード北野坂ハンター坂JR三ノ宮異人館通北野通●北野ホテル中国菜館東天閣13

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