KOBECCO(月刊 神戸っ子) 2018年2月号
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ベイウインドーやマントルピースがある高い天井の異人館はタイムスリップしたような空間技を伝承しながら、新しいものを取り入れて美味しさを追求する黒目健太郎料理長「気仙沼産ふかひれの姿煮込み」は伝統的看板メニュー。フカヒレに「上湯(シャンタン)」スープで下味を付け、頂湯のとろみスープをかける遠来の友人、客人のもてなしにお連れしたり、家族の節目に出かけたりする東天閣。その時々の気配りがうれしく、いつも楽しい時が過ごせる、まさに我が家の迎賓館です。1945年の開業当時からの中国王宮料理の伝統を守りつつも、地元産の新鮮食材や四季のものを味わう「和」の心も取り入れた、メリハリの効いたコース料理を提供してくれます。しかも温かさや食感を損なわないタイミングで美しく取り分けてくれます。「美味しいものを美味しく食べてほしい」という思いがひしひしと伝わってきます。基本のスープはうま味が凝縮され濁りが全くない最上級の「頂ディンタン湯」。ガラと香味野菜で取るスープに、ひき肉、豚の骨、干大澤裕信さん代表取締役【推薦人】株式会社オオサワポートアイランドゴルフ倶楽部伝統を守り新しいものも取り入れる〝美味しい〟北京料理東天閣中国菜館神戸のな店神戸のな店12

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