KOBECCO(月刊 神戸っ子) 2018年1月号
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華やかな店内を明るいライトが照らす。「すみずみ、調理場の様子までお客様に見てほしい」とRYOさん左からRYOさん、萬野裕栄さん、山本裕也さん北海道産活け鮑のソテーをグラスドビュアンにからめ、熟成パルミジャーノチーズと完熟こしょうを添えて美味い料理とゆっくり寛げる雰囲気で、コースをいただきながらいつもアッという間に楽しい時間が過ぎているのが「まん乃」。素材選びには妥協がない。基本の出だし汁は北海道白口浜産の真昆布の中でも旬の時期に採る「走はしりどり採」限定。さらにうま味がピークに達する7年熟成ものだけを使っている。合わせる鰹節と鮪節はシェフRYOさん自身の舌で確かめて選んだとか。豚しゃぶの出汁にはもちろん、意外なところにも隠し味として利いている。〝洋〟のようで〝和〟の上品なうま味を感じさせる極意のひとつのようだ。スペシャルコースの前菜「香住カニ」には目を見張る。姿はそのままだが、会話を楽しみながら食べてもらおうという盛り付け【推薦人】株式会社淡路屋代表取締役社長 寺本督さんプロの技で作り出す旬の最高級食材たちのマリアージュ神戸出汁豚しゃぶまん乃神戸のな店神戸のな店10

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