KOBECCO(月刊 神戸っ子) 2017年12月号
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インタビュー 和久みどり さん 日本紅茶協会認定ティーインストラクター神戸とイギリスの紅茶文化 12月8日(金)~10日(日)の3日間、神戸メリケンパークをメイン会場に、「第2回神戸ティーフェスティバル」が開催されます。 私は、神戸市内の大学に在学中、フランス菓子作りを学んでいたのですが、その教室でフレーバードティーをいただいたのが衝撃的で、以降、紅茶の文化に惹かれて日本紅茶協会認定ティーインストラクターの資格を取得しました。そして、今回の「第2回神戸ティーフェスティバル」のお手伝いをさせていただいております。 神戸は今年、開港150周年を迎えています。開港当時、神戸には多くのイギリス人が移り住み、イギリス文化のひとつである「紅茶」の文化も神戸にもたらされました。また、イギリスの紅茶メーカー・リプトン社が日本で初めて、紅茶の製造を依頼したのが現在の神戸紅茶の前身である須藤信治商店です。神戸紅茶さんは、昭和36年には、日本初となるティーバッグを作る機械・コンスタンタをドイツから導入されました。それまでは、手作りで作られていたティーバッグですから、生産性はグンと上がりました。これも神戸が紅茶の玄関口となった事の一つかと思います。神戸は紅茶の文化との関わりが他の地域より深く、日本における紅茶文化発信の地ともいえるでしょう。 実際、神戸は紅茶の消費量が多く、2010年までは全国で第一位を誇っていました。このようなティーフェスティバルは東京を中心に開催され、その後、地方でも開催されるようになり、神戸で初の規模となる第1回和久みどり紅茶サロンTea&Cake Midori W.主宰 日本紅茶協会認定ティーインストラクター 紅茶専門店マネージャー経験を経てインストラクター取得第2回 神戸ティーフェスティバル開催!日本における紅茶文化発祥の地・神戸で新しい〈紅茶文化〉を体験63
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