KOBECCO(月刊 神戸っ子) 2017年9月号
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株式会社大丸松坂屋百貨店大丸神戸店長執行役員冨士 ひろ子 さん地域と共に歩んできた大丸神戸店。長年、その様子を目の当たりにし、外からも眺めてきた冨士ひろ子さんが、今年1月から店長として戻ってきた。神戸のまちや大丸神戸店の思い出、今後についてお聞きした。冨士 ひろ子(ふじ ひろこ)(株)大丸松坂屋百貨店 執行役員 大丸神戸店長1981年4月、㈱大丸入社。2004年、同社梅田店婦人雑貨子供服部長。同社グループ本社百貨店事業本部MD統括本部第2MD統括部マーチャンダイザー、㈱大丸松坂屋百貨店営業本部MD戦略推進室第2MD推進部マーチャンダイザー等を経て、2011年、㈱大丸松坂屋百貨店執行役員営業本部MD戦略推進室 自主事業統括部長。2013年、同社執行役員大丸大阪・梅田店長に就任(現任)。2017年、大丸神戸店長に選任神戸のまちと共に、大丸神戸店は進化していきます神戸で育ち、大丸神戸店で過ごした22年間―神戸の思い出は。冨士 子どもの頃、父と母に連れられて元町商店街の伊藤グリル、ドンナロイヤ、バラライカ、神戸れんが亭、ジャンムーランなど、老舗レストランに行ったこと。味が分かっていたのかは疑問ですが、どれも神戸らしく国際的なお料理ばかりでした。残念なことに、思い出のお店の一部が閉店してしまいました。―大丸に就職された頃の思い出は。冨士 短大卒業後、大丸に就職し22年間神戸店1階で勤務しました。入社当時は、今はエルメスが入っている旧居留地38番館が従業員施設になっていまし30

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