KOBECCO(月刊 神戸っ子) 2017年7月号
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 ある神戸の名士が「最後にシェ・Yamatoの料理を食したい」と嘱望し、スープを口にし天に召されたという逸話も数々残る御影の名店。伊藤さんのお父様がお気に入りのお店だったというシェ・Yamatoはこの地で誕生し来年で40年。ベテランシェフ本田大和さんによる料理は、じっくり煮込んだビーフシチュー、タンシチュー、あわびのステーキ、ランチのオムライスなど名物メニューが多数。テーブルやイスなど店内の家具はすべてスペイン製で、真鍮のグラスやお皿にも歴史が刻まれている。けれどもアットホームで、ほっと落ち着ける雰囲気なのは、気さくに温かく迎えてくれる本田シェフのお人柄。「おいしいお料理や、ここに流れる時間、シェフ、どれも本当に御影らしいお店」と伊藤さん。ディナーコースは6100円~、多数のアラカルトメニューや、お得なランチコースも人気。■シェ・Yamato神戸市東灘区住吉本町3-11-8TEL.078-822-1177ランチ 11:30~14:30(L.O.13:30)ディナー17:30~21:00(L.O.20:00)定休日 月・火曜日※月曜日が祝日の場合営業、 この場合火・水曜休、その他不定休名士たちが愛した料理、古い家具に流れる“御影時間”シェ・Yamatoエスカルゴと茸のトマトソース煮木製のテーブルやイスはすべてスペイン製、歴史が刻まれている変わらず、落ち着いた雰囲気の店内では、ゆっくり食事を楽しむ老夫妻や、カウンターで一人でお酒とアラカルトを楽しむ人の姿も本日の魚料理(アブラメのポワレ、子持ちヤリイカ、バルサミコソース)、トマトサラダ料理歴50年の名物シェフ・本田大和さんと山手幹線至JR住吉駅●神戸屋レストラン住吉神社●国道2号線阪急御影駅JR住吉駅シェ・Yamato21

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