KOBECCO(月刊 神戸っ子) 2017年6月号
32/53

株式会社神戸牛牧場 取締役池内 洋三(いけうち ようぞう) さん(左)藤本 雄紀(ふじもと ゆうき) さん(右)神戸の“美味しい”くらしらしら西区でゆったり飼育される「六甲牛」西区櫨谷町の豊かな自然の中で、オリジナルブランドの「六甲牛」、「六甲和牛」、「交雑種」、そして但馬牛が飼育されている。中でも「六甲牛」は、黒毛和牛とアンガス種から交配された肉専用牛で、子牛の段階でオーストラリアから導入され、その肉質は旨みのある赤身に和牛特有の甘い脂(サシ)がほどよく入り、あっさりした味わいが特長だ。昭和43年に櫨谷地区の農家によって設立された神戸牛牧場。「初代の時代から、高級牛肉よりも、一般の方に届けやすいランクの、安全・安心でおいしいお肉を作りたいという願いを持っていました。僕たちもそれを受け継いでいます」と藤本雄紀さん。飼育環境においては「静かな、落ち着いた環境」を重視。神戸牛うし牧場「床替え」といわれる牛舎内の掃除も行き届いていて、牛は衛生的な環境でゆっくり育つはるか遠くに神戸市街地と海をのぞむ高台にある牧場には静かな時間が流れている温暖な気候と豊かな自然、六甲山系のおいしい水で育てられる牛は「六甲牛」「六甲和牛」という新しいオリジナルブランドとして注目を集めるエサはオリジナルブレンドのレシピで配合32

元のページ 

page 32

※このページを正しく表示するにはFlashPlayer10.2以上が必要です