KOBECCO(月刊 神戸っ子) 2017年5月号
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春と秋にバラが咲き誇る現在の須磨離宮公園高台からは大阪湾を望むことができる 開園50周年にあたり、欧風噴水庭園にある「王侯貴族のバラ園」のバラの更新が始まります。 神戸のバラの歴史は古く、松方コレクションで有名な松方幸次郎氏などの財界人が海外からバラを直接輸入していたのがきっかけで、全国に先駆けて神戸の別荘で栽培されるようになったといわれています。 開園当初から、園内にバラは植栽されていましたが、噴水周辺は広場として利用されていました。現在のバラ園の姿となったのは、平成12年(2000)のことです。バラの寿命は15年前後といわれており、ちょうど更新の時期が来ています。また、離宮公園オリジナルのバラも開発中です。 次の50年に向け新しい一歩を踏み出す須磨離宮公園に、ご期待ください。45

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