KOBECCO(月刊 神戸っ子) 2017年4月号
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神戸・北野 もうひとつの開港物語開港150周年を迎えた神戸。かつて神戸の人たちは、どのような思いで揺れ動く開港のドラマを眼にしたのだろう。そして、北野の異人館街はなぜ形成されたのだろう。かつて神戸女子大学で教鞭を執り、風見鶏の館の館長を務め、北野や神戸の歴史に詳しい岩田隆義さんにたずねてみた。元神戸女子大学文学部 非常勤講師岩田 隆義 さん北野天満神社から望む神戸の街並み岩田 隆義(いわた たかよし)1964年、神戸大学教育学部卒業。神戸市立小学校校長や風見鶏の館館長を歴任し、2015年まで神戸女子大学文学部非常勤講師。神戸外国人居留地研究会理事、全国居留地研究会議事務局長、北野町・山本通伝統的建造物群保存会顧問。北野町・山本通の文化と歴史を神戸市とともに保全・保護する活動に携わっている36
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