KOBECCO(月刊 神戸っ子) 2017年3月号
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水仙の丘井上 善人(いのうえ よしと)私は、今般日本遺産に指定された、國生みの神様を祀る伊弉諾神宮の氏子として多賀に生まれ暮らしています。神宮近くの多賀小学校、一宮中学校に、毎日おかげを授かりながら通学しました。子供の頃は春の大祭でダンジリの乗り子として太鼓を叩くことが楽しみでした。私が成人になった頃、子供に古事記や神話を教えたり話したりしていなかったので、国生み神話の紙芝居をつくり、校外授業や子供会で語りかけました。昭和60年、伊弉諾神宮を中心に「くにうみの祭典」が開催され、淡路島が盛り上がりました。退職後の楽しみに、“公園島淡路”の一助にと、神宮近くの「いざなぎの丘」に黄色のラッパ水仙を13年かけ4000㎡の土地に植えました。3月中旬~4月上旬、早春の陽光を浴び、10万本が咲き誇ります。入園無料。花好きの皆さん、一度、神宮参拝の後で見に来てください。「くにうみの祭典」をきっかけに、13年をかけて植えられた水仙の丘水仙の丘私の淡路島3月中旬から4月上旬に見ごろを迎えるラッパ水仙野鳥が集まる巣箱や餌台が設置され、淡路の春を彩るいざなぎの丘に、ラッパ水仙10万本が咲き誇る淡路島に咲き誇る淡路島に咲き誇る水仙の花園水仙の花園■水仙の丘淡路市多賀369-9(文化会館の奥)見学自由・料金無料TEL.090-1904-0575津名一宮IC津名一宮IC津名一宮IC津名一宮IC津名一宮IC38

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