KOBECCO(月刊 神戸っ子) 2017年1月号
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周年を迎えるシアトル発祥のスターバックスを誘致しました。9月には、海外から神戸に入り、やがて全国に広がった様々な食文化を楽しめる「秋の『食』のイベント」の開催が予定され、来街者も増えると思っています。若者に選ばれ、誰もが活躍できる街の実現―若い人たちに住んで、仕事をしてもらうためにはどんな取り組みをされていますか。久元 住みやすい街はもちろんですが、事業を起こす街ということが非常に大事です。世界的なスタートアップ育成支援団体「500 Startups(ファイブハンドレッド スタートアップス)」を今年度、神戸に誘致しました。また、ミント神戸に「神戸スタートアップオフィス」を開設し、コンテストで選ばれた若者にアドバイスをし、デモデイにはファンド関係者や大企業の皆さんを前にプレゼンテーションを行い、支援を得られる機会を提供しています。若い人たちに神戸で起業して神戸で展開してほしいというだけでなく、神戸を起点にして、世界へ羽ばたいてほしいという思いです。―神戸市の人口減少に歯止めをかけるためには。久元 変わることを拒んでいては、どんどん人口は流出していきます。行政側にも発想の転換が必要なときだと考えています。例えば、フェリシモさんの協メリケンパークを芝生化し、シアトル発祥の「スターバックス」を誘致する7月には、国内外から約10隻の帆船が神戸に集結する世界を代表する豪華客船「クイーン・エリザベス号」が、初めて神戸で離発着を行う22

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