KOBECCO(月刊 神戸っ子) 2016年11月号
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 えびす様がいらっしゃる西宮神社が近く、この街は何だかいつも守られている感じがします。この土地はもと酒蔵だったそうなんです。ですから自宅にお社を設けて龍神さんをお祀りし、「住まわせていただいている」と日々手を合わせています。 実は家を建て替えたとき、白い蛇が出てきたんです。「神の遣い」とお酒をまいて放してあげたんですよ。好アクセスが活動をサポート 住んでいて感じることは、交通の便利さです。数年前にJRさくら夙川駅ができました。それまでは遠方から新幹線で帰ってきても、荷物があると芦屋へ出てタクシーだったので、本当に助かります。アトリエには全国から師範が学びに来られますが、便利でみなさんに喜ばれます。いつの間にかJRの駅ができたのですが、それもこの地の力なのかもしれませんし、神様が文化活動を後押ししてくれているのかなと(笑)。阪急夙川駅も特急が停車するようになって快適になりました。道路も山手幹線ができて国道2号も通り、南北も建石筋が走っていて車での移動もとってもスムーズです。 便利なだけでなく緑が多くて良い環境です。近くの松秀幼稚園は自然に親しむというのが教育方針なのですが、親しむ自然があるんです。園庭が広く水辺もあり、木々に囲まれて森のようなんですよ。木の温もりを生活の中に お買い物も便利です。近隣にもいろいろお店がありますし、芦屋の大丸や西宮ガーデンズもひと駅ですぐなんです。飲食店も和食、イタリアン、フレンチなどまわりにとってもいいお店があって、おいしいパン屋さんや洋菓子屋さんもありますし…。自然も残っているし、落ち着いた環境なので、帰って来るとホッとするんですよ。静かですが、必要なものが揃っていて恵まれた環境だと思います。 私たちは暮らしに浸透していく木彫を目指しています。昔は仏像や能面というイメージでしたが、私たちは日々飾ったり使ったりする作品を彫っているんです。自宅のドアも木彫です。大きい物なので、外で叩き鑿で彫りました。デザインはみなさんが夢の世界へ行けるようにというイメージなんです。木は、原点です。作品をひとつ置いておくことで、手づくりの温かさや自然を感じてもらいたいですね。木のぬくもりを生かした渡辺先生の作品自宅の扉も木彫作品になっている。小道の先にあるのは自宅33

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