KOBECCO(月刊 神戸っ子) 2016年11月号
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 ジャガード織り生地の惹きつけられるような美しさは、プリントとは違い、生地に立体的なデザインを細かく織り込むことで、鮮やかな光沢感がでるため。 コットンであっても、滑らかな高級感がある仕上がりになります。ヨーロッパの伝統ジャガード織りガゼボショップが提案する“上質なくらし”⑤ドイツ/カート・バウアー社ミヒャエル・バウアー社長ラルフ・バウアーさんキャサリン・ラゴアさん フランス人発明家のジャカールが考案した「ジャカード織機」を使って織り上げられた織物のことを「ジャガード」といいます。 ジャガードは糸と糸が交錯して見える柄。まるで刺繍のように織り込まれます。現在はコンピューターを取り入れ、より細やかで多様な織り柄を織ることができるようになりました。編み地には無地柄と色柄があります。無地でも浮き上がるような文様が織れます。 ガゼボでは、ドイツのカート・バウアー社の、ジャカード織り機で織った素晴らしい手触りのベッドリネンをお奨めします。 「バウアー」は織り・加工・製品化まで一貫生産。ヨーロッパでも人気の高級ファブリックブランドです。有名なマイセンやドレスデン近く、ザクセン州のアウエという町で135年の歴史を持ちます。エジプト綿の高級糸をジャガード織りで仕上げた最高品質です。エジプト綿は強くて絹に似た艶が特徴です。なかでも超ちょうちょうめん長綿は特に繊維が細くて長く、強さと光沢のある最高級糸になります。シルクのような光沢と滑らかな肌触りが目からウロコの素材感です。20

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