KOBECCO(月刊 神戸っ子) 2016年11月号
18/48
香り高い秋バラが見ごろを迎える神戸市立須磨離宮公園「王侯貴族のバラ園」見ごろを迎える秋バラ。「王侯貴族のバラ園」 低気温の中でじっくり花を咲かせる秋バラは、深みのある色合いと濃厚な香りが魅力。約4千株という関西屈指のバラ園をもつ神戸市立須磨離宮公園では、噴水を中心にした欧風整形式庭園に、国内外の皇室・王室、芸術家などの名前がつけられたさまざまな種類のバラを植栽。柵がなく、近づいて花を観賞できるので、香りや花弁などをより楽しむことができるのも特長です。 現在は「秋のローズフェスティバル」を開催中。同時に、11月13日(日)まで園内のレストハウスにて『王侯貴族のバラ・ボタニカルアート展』が開催されます。小西美恵子植物画教室の皆さんが、同園のバラを描いたボタニカルアート(植物画)は、細密であると同時に芸術的で、より深くバラの魅力を鑑賞することができそう。今年で3回目を迎える同展は、日本のバラの血を受け継ぐバラを中心に、品種改良の歴史の中で生み出されたさまざまな系統のバラの作品をモチーフにしています。またレストラン「花離宮」ではバラの時期に合わせた特別メニューが登場します。18
元のページ